CREA 2009/09号「読書の魔力」


女性誌CREAの今号は読書特集。


ロザン菅ちゃんが愛読書をあげてるのもあるんですが、この号ミステリファンにとっては結構充実した内容なので買いました。本当なんだ!政宗さんも言ってるんだ!信ジテ!


まあそれはそれとして、菅広文さん半ページ割いてもろてますよ。よかったねー。でも「葉桜」大好きなのは前から大分聞いてるので他のをも少し出してほしかった。もうひとつの湊かなえ「告白」!これは最近の数少ない読書の中の一冊なのですが、後味の悪さが天下一品で、読んだあと菅ちゃんが好きそうだなと思っていたのでした。ベストセラーだからやはり押さえてましたか。
自分の「告白」の感想てどこだっけ、と思ったらmixiだったので、こっちに持ってこようかなー。
で、3冊目。…CREAって文藝春秋なのに、よお載せてもらえましたね(笑)でも、友情物語というか青春ものとして個人的には評価しております。
あと3冊のマンガはそういうしばりだったようですね。っていうかラインナップだけ見ていると年下と思えないんだけど(笑)
ところで、他にもっと著名といえる有名人がたくさん出ているんだけど、その中で半ページもらっているのは嬉しいけど少し不思議。吉本が頑張って押してくれてるのか?


「ミステリの巧28人のこの作品を読め!」で千街さん他が選んでいる、というかトレンド解説をしている。最近ミステリの新刊を全然追えていないのだけど、対談を読んでいると、そんなに新しい人は出てないんだなという印象。まあ、名前だけ知って安心しているだけなので、全然ついていけてはいないのだけど。


桜庭さんの「赤朽葉家の伝説」とか読もうと思って忘れていたなあ。また、インタビューが伊坂幸太郎道尾秀介辻村深月米澤穂信…と、読もうと思って積んである作家目白押し(笑)たまにこういうの見ると本が読みたくなりますねー。渡辺謙唐沢寿明が語る山崎豊子や、松本清張特集までかっちり組んでいて、充実した内容です。CREAなので、普段本をそんなに読まない人向けのアプローチが上手いのかも。


あと、桜庭一樹さんとよしもと芸人の友野さんの結婚式の様子が紹介されているのですが、出版会と吉本興業という大派閥がまさにマリアージュで大変なことになっています。いや、和やかで幸せそうな式なんだけどね…これについては相方の方がツボっていたので、そのうちなんか書くかもしれません。


ところで「FRaU」も読書がテーマ(大分アプローチは違うけど)、「日経エンタテインメント!」も「本・映画・音楽の新定番500」という特集。これって、景気悪いからみんな家でローコストな娯楽に走るだろう、ってトレンド予測なんですかねー。