よしもとプリンスシアター(2010.06.10)


久々に品川公演。
ロザンは長野からの団体さんでアドリブ満載でした。
アドリブだけ書きたかったけど、大分ネタに触れてしまっております。ご注意を…。
他の面子も初見が多くて楽しかった。




ロザンは二番目でした。
直後にルミネ二回目があるとやっぱり出番早いね。


構成はいつもの〜「とく」と品川スタンダード。
普段は正直「とく」より他のが見たいなあと思うけれど、今回は会場的に「とく」で正解でした。
えーっとセリフは大分適当です。雰囲気だけこんな感じだよってことで。


トップバッターがくまだまさしだったんですが、例の風船(説明は割愛しますw)をもらわされたお客さんを見つけた菅ちゃん。


菅「風船もらわれたんですねー。よかったですねー!」
注:超やりばに困るものです
菅「隣の席にそうっと置いてますけども。…鼻に入れてたとこ、全く持ちませんねー」
それはまあ持たないですよねー(笑)
口を縦長に、Oの字に開けて爆笑する菅ちゃん。


菅「今日は団体さんがおられるということで。長野から」
宇「そうらしいですねー」
菅「僕長野出身なんですよー。松本に住んでたんですー」
その団体さんらしいあたりから拍手と反応が。
なんか「よっ男前ー!」みたいな話でもりあがり。
菅「ま、二年くらいしかおらんかったんですけどねー」
宇「言わんでええやん!」
あー、いつものロザンだなあ。


団体のお客さん中心に、年齢層高めの客席。
ネタはよく受けてましたねー。


「ご両親」のところで
菅「今、そちらの方が」
と上手側前方の客席を見て(視線の先にいたのでどっきりしたー)
菅「『へぇー!』って顔されてましたけど、嘘ですからねー?」


「なあなあお父さん」のあと。
石を投げるポーズの菅ちゃんはよく見ますが、なんかそのあとに「引き戸を閉める」みたいなポーズが入ってました。
それ何のジェスチャー


「子供のしつけ」で
菅「好き嫌いとかするんですよねー。ピーマンとかおやきとか」
長野ネタをつっこんでくる菅ちゃん。観客は沸いてましたが
宇「長野名物入れてきたねー!俺おやきって言われてもぱっと浮かばんけど!」
名物だって知識だけあるのが宇治原君らしい(笑)
宇「真ん中二列目(の団体さん)しか反応してへんで!」
と、観客から何やら声が。
菅「…三列?」
団体さんは三列いるらしいです。
宇「(一瞬笑い崩れ)…三列でしたか、失礼しました!」
菅「長野の人は、二列か三列かそういうとこ厳しいからなー」
苦笑する宇治原君。
菅「海がないからなー」
宇「関係あらへんわ!」
大分脱線しましたが
宇「まあまあ、好き嫌いしますよねお子さんは」
菅「野沢菜とか残しますよねー」
ひたすら長野でかぶせてくる菅ちゃんでした。
まあ、野沢菜はリアルに、食べる子供少ないかも?


ネタに戻り
宇「大きくならへんで!」
…ここで菅ちゃんが間を作った時点で、会場から爆笑。
「…それ俺に言ってんのか?」がいらない勘のよいお客さん。
そして拍手(笑)
菅「…なんの拍手ですか?」
宇「『その通りや!』って拍手ですねー」


で、次に進むはずが
宇「大きくならへんで!」
菅「はっはっはっは」
と高笑い。
多分、宇治原君が飛ばして、菅ちゃんはついいつもどおり進んでしまったようです。
しかし高笑い中に
宇「食べなピーマンのお化け出るで!」
をつっこみ、菅ちゃんも更に高笑いし直してネタを続けてました。
かんじゃうことぐらいはたまにあるけど、飛ばすの珍しいなー!
よっぽどアドリブに気を取られたんですかね(笑)
でもリカバリロザンが見られて楽しかった。


「とく」の入り。
徳川幕府を作ったのは徳川家康、のくだりで
菅「徳川家康武田信玄じゃなくて?」
宇治原君がまだ長野ネタ入れるんか?って苦笑い。


「開き」。
菅ちゃんが選択肢Aを言い終わったあと、団体さんから
「サンマの開き!」
菅ちゃんがそれに、うんうんってしながら
菅「B。サンマの開き!」
乗っかって宇治原君も
宇「サンマの開き!」
菅「正解!」
と長野の団体さんサービス満点、周りのお客さんも大いに笑った回でした。


ところでロザンはこの日3公演ありましたが、他の2公演は「英会話」「慣性の法則」と全てパターンを変えてきたようです。
そんなことされるとハシゴしたくなるわー(笑)




その他の出演者。
くまだまさし、月亭邦正、天津、ニブンノゴ!、二丁拳銃でした。


月亭方正は、前置きのフリートークが何度か聞いたピンポンダッシュの話でちょっと退屈だった…。
落語始めて二年だそうで。
落語の「道具屋」は初めて聞く話だったので面白かった。
私は落語は全然詳しくないのだけど、それでも、ベテランとの差が歴然とするもんなのね。
登場人物の誰を演じているか、わかりにくい部分が多い、というかセリフの内容から推測しないとわからない。
登場人物が実際に交わしている会話なのか、心に思ってることの描写なのかわかりにくい。
話自体は面白かったんだけど、この話を大御所で聴いてみたいなあと思ってしまったり。
ただ山崎邦正はテレビでの普段の芸風はあんまり興味がないので(好きな方すいません)、落語頑張ってほしいです。


天津はネタを10分尺で見たの初めてでした。
見かけいじりは「低レベルな争い」ながら木村くんが男前役なんだね。そりゃそうか。
「子供の名前」がロザンとかぶってましたが、天津だとこうなるんだなーと面白かった。
向君の赤ちゃん役は気持ち悪くてよかったです(?)


ニブンノゴ!も10分尺は初めて見た、かな?とりあえず初見のネタだった。
森本&大川がコンビニ店員、暇なので来たお客さんを笑わせるゲームをやっている最中に宮地が強盗にやってくる。設定としてはニブンノゴ!の十八番なのかな。
テンポがよくて、コントならではの動きが多くて面白い。
森本&大川がわちゃわちゃやっているとき、設定上は店の外の様子を伺っている宮地が、非常に手持ち無沙汰に見えちゃうのが気になる(笑)


二丁拳銃。小堀の「ビートルズ」、髪が伸びてはねてマッシュルームじゃなくなってるー。だんだんビートルズから離れてるぞ。
漫才は久しぶりに見ました。
面白かったけど「ちょうどええでしょう」が見たかったー!