『京大少年』と「ジャイケルマクソン 自叙伝のススメ」(2009/09/23放送)


今回のエントリは、ロザンを全然知らない人に読んでもらえたら嬉しいなあ、と思って書いております。通りかかった方、[Rozan]タグにめげず(?)読んでいってくださいませ。


ジャイケルマクソン、入手してから3回観ました(笑)
内容は、公式サイト http://www.mbs.jp/jm/backno/20090923.shtml
にも少しあるし、関西のファンの方がレポートあげているので割愛。


『京大芸人』はこの時点で10万部=印税は約1000万と。
1470円だけど、大分税金なのかな?
学校や図書館に置かれているってすごいよなあ。
この番組がソースではないけど、多くの人に読んでもらうために、入れる話題を吟味しただけありますねえ。
いつか、入れなかった方のやつも読んでみたいけど(笑)


菅ちゃんが浴衣なんだけど、この頃ちょうど放送があったメッセ弾の宇治原君と対照的に、お行儀悪い!(笑)足元の白い下ばきが出てますよー!っていうか短いのか。


入ってくるなりカメラに
「ありがとう宇治原!」
とか、
「宇治原に聞いた話を書いただけなんです」
とか、
折半制度について陣内が、
「菅ちゃんは、これからクイズ番組が流行ると、宇治原がいろんな番組に出て稼ぐだろうと読んでいた」
と暴露話をして
菅「止めて下さい兄さん!」(笑)
…と、宇治原君を利用する腹黒キャラネタがよくいじられてて面白かった。


ただ、マジメな話、菅ちゃん全然ずるくないよね(笑)
宇治原君がクイズ番組によく出ているのは、賢くて京大出ているから、ってのはもちろん大きい。
でも、京大出たからってクイズ番組出られるわけじゃない。京大卒である以前に、ある程度キャリアがある芸人だから、選んでもらうスタートラインに並べている。
ネタを全然作れない宇治原君が芸人になれたのは圧倒的に菅ちゃんのおかげだと思う。
デビューしてからのロザンについては、それほど詳しくはないけれど、芸人としてのキャリアを築いてきた中で菅ちゃんの功績は大きい。
たとえばロザンに菅ちゃんがいなかったら、どんなに宇治原君が歌って踊れてもWEST SIDEにはいなかったんじゃないかと思う。
もちろん、芸人としての一発目のウリは高学歴なのかもしれないけど、そこからの仕事はむしろ菅ちゃんがキーを握っているわけで。
宇治原君がクイズでブレイクするまでの間は、逆に宇治原君が給料ドロボーって言われてたのかな?今でもぷいぷいでたまに言われるけど。


「京大芸人」の内容(の勉強法部分)を実は5年くらい前から書いていたというのはこの番組で知りましたが、本当にすごい…
フット後藤の「生き方にスキが無いな」がまさに言い得てるなあ。


ロザンの大学での講演会仕事にカメラが潜入。これは、普段映像が公開されないし、一般のファンは観る機会がないので貴重でしたねー。
「いっさい面白いこと言わない!」と突っ込まれまくりのマジメな講演。
(実際は前半である程度笑いを取って、後半がマジメなQ&Aだったようですが)


Q「将来保育士になりたいが、なれるか不安」
菅「なれるかなれないかではなくて、どんな保育士になりたいかな?って考えるのが大事。こういう風になりたい、というイメージを具体的に3つぐらい思い浮かべる。そうすると、なれるかなれないかなんて迷っているのがバカらしくなってくる」
Q「志望校のレベルが高く、レベルを下げるか浪人するか迷っている」
菅「自分のタイプを考えたほうがよい。周りが自分よりレベルが高いと伸びていく方なのか、逆に周りより自分が高いほうががんばれるのかによる」


この間、ほぼ黙って相槌をうつ宇治原君(笑)
「宇治原の方がええ大学出てんねやろ?」
とつっこまれてましたが、でも、そういうもんなんだよねー。
本当にデキる人って、自分が何でデキるのかあんまりわかってないことも多い。
前にGAKU-Shockでも菅先生がこんなことを言ってました。
Q「(ちなみに府大の後輩のリスナー)将来、ぜんじろうさんみたいになりたいがどうしたらよいか?」
菅「理系の知識も重要だけど、人に伝える能力が必要。まずは友達に知識を上手く教えられるようになるのが大事」
まさに、これができるのが菅ちゃんなんだなあと思う。


番組後半で、編集担当者も登場。
彼女がつけた仮タイトルは『京都大学物語 サクラサク』というタイトルをつけたら、菅ちゃんにものすごいダメだしを受けたとか。
#正直、それはダメだろうよ
ちなみに菅ちゃんの前に麒麟田村「ホームレス中学生」の敏腕編集者の方が、タイトルについて「ホームレス」と「中学生」という真逆のキーワードをくっつけたという話。
で、菅ちゃんは「ホームレス中学生」がなぜあんなに売れたのかを冷静に分析していて、編集者の意図どおりの「真逆のキーワード」であることを見抜いたのだとか。それで「京大芸人」になったということです。
菅ちゃん…恐ろしい子


で、宇治原君のクイズ番組露出が大分飽和状態のこの時期に、続編ですよ!
章立て、amazonより。

序章
1章「京大と府大ってどっちが賢いん?」
2章 オーディションに受かったメンバー同士の戦い
3章 金玉綱引きとふんどしゲーム
4章 京大少年
5章「高性能勉強ロボ」ができるまで
6章 僕らの小学校時代
7章 宇治原包囲網と卒業文集
8章 「高学歴コンビ」の仕事
9章 大人になってからの勉強法
10章 京大卒芸人
終章


この本自体の部数は、多分前回ほどいかないと思う。
ただ、これが出ることによって「京大芸人」が再度平積みになる可能性大。
そして、中身のエピソードをちょいちょい紹介する本の宣伝で、メディア露出がどっと増える。
今回もいろいろ策略があるのかなー。今から裏話が楽しみ。
もちろん本自体も!


サイン会があるかもしれないけど、遠い書店だとすぐに買いにいけないので、最寄書店で予約しようかな。


さてジャイケルマクソンは、他にもいろいろ面白かったー。
陣内離婚騒動のさなか、菅ちゃんは大阪からわざわざ東京の陣内宅まで励ましに行ったそうな。
陣内と仲良いってちょっと意外!でもクァンガクッ!はじめいろいろ共演があったんでしょうねー。
そのときの様子。
菅「陣さん、猫抱えてこんなん(目の焦点が合ってない顔…)やったんです。『アリガト、スガチャン、アリガト…スガチャンオレヤッテモウタワ…ヤッテモウタ…全部ナクナッタ…』(笑)
いつか「陣内魂」か「陣内バディ」出るんですかねー(笑)
菅ちゃんもモノマネレパートリーが増えてよかった。「細かすぎて」ぐらいでしか使えないけど!


あと、最後のコーナー女版エロ詩吟まで続いた太もも天丼とか見所満載でした。
ジャイケルマクソンまたでないかなー。そして動画が出回らないかなー。