グランプリシリーズ2009フランス大会 続き(男子編)


SPはベルネルのジャンプ絶好調で凄かった!
ただ、ややオタクっぽい(褒め言葉!)個性のプログラムの方が好きなので、ちょっとアクが抜けて寂しさもありますが。
フリーは前半、SPと同じ勢いがあったんだけど、後半は大分崩れてしまった印象。スタミナが課題なのかなー。


織田はSPも悪くなかったけど得点が伸びず悔し涙。相変わらずだなあ。
フリーは見る前に結果を聞いたけど、てっきり4回転が入ったんだとおもっていた。なしで優勝できたというのは自信につながるといいね。ただ、回避すると安全な順位が取れることをどう位置づけるか気持ちの問題は難しいのかもしれない。これはまあ4回転ジャンパー全員の課題だろうけれど。
フリーのチャップリンはもっとハッチャけてほしいなー!
いっそ口ひげをつける?なんて話題も出ていて、実際つけてみた画像は確かに面白かったけど、それでもしオリンピックでメダル取ったら歴史に残るけどいいのか?(笑)
なんだかんだいって、優勝は大きい。グランプリファイナルはほぼ確定だと思うけど、第二戦を無事クリアしてくれますように。今回リードしたからといって、あんまり冒険しないでほしいかなあ…4回転の確率はあがっているらしいので、本人としては飛びたいのだろうけれど。


ジュベールは、キャリアがあるようでいてコンディションの波は激しいんだよね。しかし今回の不調ぶりはちょっと心配。


エキシビションポンセロ映してほしかったなー!
しかしこのフランス大会、男子はエキシビションでのエンターティナー揃い踏みでしたねー。いっそジュベールもコミカル路線が観たかったな。
ジュベールがしっとり切ないナンバーやるのって、試合本線が不調だったときが多い気がするんだけど、メンタルからやるもの決めてるのかなあ…


フランス大会からは外れますが、カーニバルオンアイスでのランビエールをやっと観たんだけど、フリー、ウィリアム・テル、っていうか「運動会」なの???
そういえばトリノって四季だったねえ。
「ポエタ」みたいな個性的な曲で戦ってくれたら嬉しいのに、と思うし、ランビエールもそういう風に思ってそうだけど、ああいう舞台では、会場の誰もが知っている曲を持ってくる、というセオリーなんだろうか。経験から?
ランビエールの復帰って、やっぱりプルシェンコ復活の影響が大きいんじゃないかと思う。世界選手権を2回も制し、他にもたくさんの大会でトップを取ってきた彼が、競技に対して興味を失った(採点方式に愛想をつかした)からだとしたら、競技復帰するにはかなり大きな動機付けがあったはずだし。つまり、今年は基本的に勝ちにいくのだろう。
ランビエールにはスケートの芸術性を追求してくれることを基本的には期待しているけど、本気で競技に挑む彼が見られる一年はやはり貴重だ。
…しかしその彼のフリー選曲姿勢からは、他の選手のセレクトについて、いろいろ考えさせられるものがありますなあ。