ロザンのトーク(2009/09/28 よしもとプリンスシアター) その５

宇治原君のキーワード「父」

お父さんから珍しく電話があり、何事かと思ったら「彼女がいるとかをあまりテレビで話さないほうがいいんじゃないか」と言われた話。お父さんの会社の知り合いで宇治原君のファンの人がいて、彼女がいるってきいてショックを受けたといわれたとか。
宇治原君としては「芸人なんだし隠すことではない」と思っているのは知っているけど、エロキャラ含め、どういうアピールをするのかはもうちょっと戦略的になってほしいなあと個人的には思います。
関西では深夜番組の出演も多いし、何よりエロ系の話の方がのびのびしていて面白いけれど、全国ネットだとまだ微妙だなーと思う。
せっかく高学歴が浸透したんだし、もう少し健全な路線で売ってから回りにぶっちゃけてもらい「それは言わないでくれー！」って態度の方が盛り上がる気がするんだよねー。

菅「お前にとって彼女がいることはパーツやもんなー」
「勉強ができる」とか「スポーツができる」のひとつが「彼女がいる」だという話にお客さんハゲ同(笑)
お客さんに同意をもらって満足げな菅ちゃん。
宇治原君、一人アウェイ状態に静かにむくれる。
宇「…違います」
宇治原君を振り返った菅ちゃん、火がついたように笑ってました。
菅「お前声、小っさ！」

気づけば90分間フリートーク。
ロザン二人もフリートークだけでこんなに時間が経つと思わなかったらしく、キーワードを書いたホワイトボードを裏返すと時事ネタキーワードがびっしり！
ちなみに菅ちゃんのキーワード「チャンピオンズ」は聞けずじまい。多分、関西のイベントでオフレコトークしたやつじゃないかとは思いますが、関東在住的には聞きたかったなー。

そんなわけでここからは…

●いろんなニュースのヘッドラインを見ながらの時事ネタトーク

正直、フリートークが面白過ぎたせいかそんなに覚えてないー。

鳩山政権の話題より、比例代表で繰り上げ当選てなんやねんという菅ちゃんの質問。
小選挙区比例代表並立制について宇治原君が説明していました。
参議院は小選挙区（今中選挙区と混在？）と比例代表はどちらかしか立候補できないが、衆議院は両方立候補できる。この場合小選挙区で落ちても比例代表で受かる場合があると。ちなみに比例代表の順位が同じ場合、惜敗率で決まる…という話。
＃あんまり詳しくないので、間違っていたらすいませんが教えてくださいませ(_o_)宇治原君が間違えたみたいになっちゃうので…
ざーっと説明を聞いたあと、
菅:それって、バーターってこと？
宇:バーターって日本語で『抱き合わせ』って意味やけど、どうゆうこと？
結局は、クイズ番組で宇治原君が活躍して(2議席取る)、(小選挙区に落ちた?)菅ちゃんも出られるというたとえ話で説明していました。さすがですねー。
ほんと、ロザンには教養バラエティもってこいだと思うんだけどなー。
「学べる！ニュー○ショー」とか、ロザンだったら他の芸人にできない仕事ができただろうなー。まあ終わっちゃいましたが。

選挙の投票で、実は本人確認をしているという話。
宇「投票所に行くと、名前書いた紙渡すやろ。そのあと、こっち見ずに変なタイミングで名前呼ばれんねん」
本人が来ているかをチェックしていると説明する宇治原君。
チェック方法は場所によって違うかも、とのこと。
ちなみに菅ちゃんは「菅ちゃんきたでー！」て感じで投票所に現れるそうです(笑)

保釈金が収入に応じて違うということで、
菅「二人同時に逮捕されて、宇治原が保釈金200万、俺60万とかなったら嫌やー」
ちなみに、あまりに金持ちで保釈金5億だったのに、保釈後逃げた例もあるとか。

法科大学院の制度の無謀さについて。
これはまあ宇治原君ですね。法科大学院は、弁護士をもっと増やそうと始まったしくみだが、方針がおかしいという話。やっぱり法学部の人は関心が深いんですねー。

教師のジーパン・ジャージ禁止（大阪府）の話から、二人の出身高校の先生が変わっていたという話。
菅「（こんなことが）あったやん」
宇「そんなんあったっけー？」
ちょっと同窓会と化していますよー。まだ本番中ですよー。

よしもとTOBの「TOB」について説明。
TOBの一般的な話でしたが、よしもとTOBを宇治原君がどう思っているか聞きたかったなー。

宇「さっきどっか結婚てあったなあ」
ザブングル加藤結婚のニュースを見つける。
宇「(菅ちゃんに)お前…結婚するとき、言うてな？」
菅「(ちょっとびっくりした様子で)、それは言うって」
宇「いや、結婚するその時じゃなくて、結婚考えてる人がいる時点で…教えてな？」
ザブングル加藤、ただの口実(笑)
宇治原君は本当に、菅ちゃんが腹を割ってくれないことに不安なようですー。
菅「今俺、彼女おらへんって」
客席から「えー」という疑いの声。
宇「あぁそうですかー」
と全然信じていない様子(笑)
まあ、どうなんすかねー。菅ちゃんは確かにあんまり腹を割らないのかもしれないけど、なんだかんだ言って礼儀正しいところもあるから、そういうことは宇治原君にちゃんと報告しそうだけどね。相談はしないかもだけど。いや、悩みはなくても相談してあげて、寂しがり宇治原君のために！
実際問題(笑)付き合いがある女性がいるとしても「彼女」ってほどじゃないと思ってるんじゃないかなー。
まあ邪推はこの辺で…。

最後に、菅ちゃんリクエストで宇治原君が政党情勢をサザエさんで説明することに。
最初に菅ちゃんが磯野家の家計図を書くが、なんかおかしい。
波平の下にサザエ、カツオを横に並べるのはいいんだけど、カツオの横に花沢さんを書くもんだからワカメがカツオの下になっている。
それだとワカメがカツオの娘だよ!
で、誰がどの政党に当てはまるかという話。
もちろん大分無理やりではありますが、面白かったー。
波平が新党○地で鈴木宗○になったのは奇跡でしたね(笑)
あと花沢さんが福島さんになったのが個人的にはヒットでした。
このトークイベントの後福島さんを見るたび、花沢さんを思い出します。
そしてロザンも思い出します。

あっという間の２時間もこれでお開き。

終演後、BGMが「コミュニケーションブレイクダンス(SUPER BUTTER DOG)」続いたのがフィッシュマンズでびっくりしたんですが、こういうの誰が決めているのだろう。
ロザンではなさそうだなーと思って。プリンスシアターのスタッフ？

二人をこんなに長い時間見ていたのは初めてで、いつも思っていることを再実感したり、意外だったり、といろいろ感じたんだけど、それを書き始めるとキリがない感じ。
大分長くなったのもあり、今回は割愛。他の感想のとき、思い出したことがあればその時々で書いていきます。
ロザンのフリートークは最高！
そして二人がいっそう大好きになりました。

久しぶりにレポート書いたけど、もう、身分不相応だなーと。
これをやり続けるほど時間が取れる立場じゃないことを実感しました。
今後は基本、感想中心に戻そうと思います。

今回、つたないレポートでしたが、チケット取れなかった人、あるいは、ロザンにこれから興味を持つ人が後から読んで、少しでも様子が伝わるといいなーと思ってます。

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました！