MYSCON7〜なぜ、企画に出たり出なかったりしたのか〜

saenishi2006-04-26

準備

前日:案の定おおぎり印刷物が終わらない。

当日朝:買出しが始まっている時間なのだが(<というのはスタッフじゃない私には本当は関係ないのだが)背表紙がなかなか上手くいかない。タイトルが長すぎる。

昼:神保町パセラ。やっと本にかぶせてみることができた。どうも大暴れしているころに店員が来るなあ。
今年は音声が比較的楽でほんとによかった。
「ミスゲリオン」は戦隊ものっぽいなあ。

石持浅海インタビュー

こてこてのミステリファンってわけではないという本人の弁は(多少ご謙遜かもしれないけど)意外なようで、なんだか納得。そのほかの誠実な回答も、いろいろ納得。
インタビュアーは、インタビュー内容がどうのの前に時計を見るように。

休憩

そろそろ暖かいお弁当は諦めてあらかじめ買い出した方がいいかもねえ。
こちらの我侭で頼んだおつかいに2回もでかけてくれたおがわさんありがとう。
お天気マークが渦を巻くの?
そもそもPOP書くのにペンが黒しかないことに今頃気づく。

全体企画

ロンドンのホームズ博物館には、私が知っている限りで3人いるので多すぎるだろうと思ったが、山村美砂3冊以上とどっちが上だったのだろう。
他には、乱歩の書庫(蔵?)に入ったことがある人、実はクリスティを(映像等は除いて)読んだことがない人、とかがあがっていたような。

企画1

行こうかと思っていた扉閉読書会ですが、切ったり貼ったりしていたら中途半端な時間になっちゃったので断念。杉本むにゅさんのレジュメをみせてもらった。すごい。
それでも始まってみれば、前回よりは切り貼りが早く終わったのであった。
だがPOPがあんまりはかどっていないような。

企画2

ミステリソムリエ2。面白いほど惨敗。カペルネソービニョンはもっと渋いものだという思い込みが最大の敗因でした。単独だと3が、チーズさえあれば4が一番好きです。
しかしまだ酔っ払えないので泣く泣く3だけお持ち帰りしたのでした。
特にミステリと関係なくいろんなワインを飲むのは楽しい。

MYSCON NEWS 7

前回場所を変えてみたらぎゅうぎゅうになっちゃったので再び戻ってきた深夜大喜利でございました。やっぱり、番組が始まる前の伏線は難しすぎたらしく、オチはわかりにくかった模様。何がウケるかやっぱりよくわからない。ちなみに、バーバラ・ローズ著作「なぜ、エヴァンズに頼んだり頼まなかったりしたのか?」の表紙挿絵と、天気予報のピンクの丸いやつは「バラ」だったのです。出没地域の数がおかしいんだけどね。よくみると気持ちわるいのです。気がついた人がいたかはかなり怪しいものですが、作ったほうはわりと自己満足。惜しむらくは、帯の裏側に好評既刊ラインナップを書く暇がなかったことですな。なお、恩田隆氏は架空の人物であり、もちろん恩田陸氏とは一切関係がありません。
みんなで集まって練習できなかったわりには上手くいったんじゃないでしょうか。
古本オークションをお楽しみのみなさん、お騒がせしてすみませんでした。

人狼

深夜企画で人狼をやっていたので見学&1回だけ参加。人狼BBSはとても面白く読んでいて、でも1週間没頭してしまうのが恐ろしくて結局プレイしたことはないのでした。

2回目のに参加してみました。初心者も多いので、行動セオリーを打ち出すのは避けていたのですが、序盤からどんどん重要人物が死んでいき(と途中でわかったわけですが)、あとから考えれば、少なくとも狩人には「人間確定を守るのがスタンダードなんだよ」ぐらいは言うべきでしたね(それで人狼側は他の村人を確実に襲えてしまうとしても)。ただ、人狼側が裏を読んでいたら逆にGJ(ここでは狩人の防衛の意)がなりたっていたのかもしれないので一概には言えないけれど。霊能者、共有者、占い師、人間確定の順に喰われたあげく最後は全然材料がなかったのによく勝ったなあ。それにしても、私が村人の保証は全くなかったのにすっかり信用されておりました。いっそ人狼だったら面白かったのになー。何より見世物としては一番盛り上がった回になったのではないでしょうかっ。と開き直っておく。

とはいえギャラリーがいるのはちょっと苦手かも。最後のほうとか、他の全員が真相を知っていて自分だけ知らなかったりするわけで、その中で検討外れのことを言わざるを得ないのは結構恥ずかしいものがあります…。

狂人を最後の回以外外したのは、初心者がいる以上賢明だったと思いますが、バランスとしては村人が有利になってしまうのが難点ですね。村人側の霊能者をなしにするとかどうだろう。ただ、狂人・霊能者がいても、人狼同士がじっくり相談は出来ない点で村人はやや有利な気が。

経験者と初心者の差がやっぱり大きいですね。経験者は気を使ってもやっぱり専門用語が出てしまうし、経験者が「〜だから○○さんを吊ったほうがいいんです」と示すと、理由がよくわからないながらもその人の言うことを聞いてしまいそう。

人狼BBSから先に知った人間としては、リアル人狼をBBS化したことの凄さを思い知らされた感じです。リアル人狼の欠点をうまいことカバーしている。以下、リアルの欠点→BBSでのカバー方法。

  • (本当は材料にしてはいけないけど)隣の人が動いたのが物音でわかる→BBSなのでそういう心配がない。
  • 初心者だと知っていると行動パターンが読みやすい→BBSでは中の人が誰かはわからない。しかもロールプレイング*1
  • 特に決め手がない時、吊り指名をするのに、あまり面識がない人よりは知人を選んでしまいやすい→これも同上で、気にならない。
  • 村人側に、経験者だと知られている人がいると、襲撃されやすい(今回も結構あったような)→BBSだと正体がわからずロールプレイングなのでごまかしやすい。あえて黙っていれば寡黙な初心者と区別がつかない(それはそれで寡黙吊りされそうですが)
  • 人狼が襲撃先を決める際に、しゃべったり大きなアクションを取れない→BBSだと直接会話ができる。お互いがどう考えてそうしたいかを共有できる。これはリアルが村人有利なのを補正するのもあるけど、何より人狼側チームプレイが楽しい。一人だと決断しにくい偽占い師COなんかもやりやすい。
  • 占い師COは先に本物、あとから対抗偽者になりやすい→BBSだと中の人の都合で書き込み時間が異なるので、比較的気にされない。
  • 死んだプレイヤーは黙って続きを観戦→BBSだと死んだ人だけ読み書きできるBBSがあり、幽霊同士で話ができる。
  • 最初に死んでしまうと成り行きを見守るしかない→BBSだと、死んだら他の村で新たなゲームに加わることができる。

あと今回特有だったのは

  • ギャラリーの会話で状況が少しわかってしまうことがある

ですね。私も迷惑かけてないといいのですが…

一方リアルのほうがよいのは

  • 1日の昼間が3分なので、テンポが速い。
  • 3分しかないので、判断が鋭い人も考えをまとめきれない、あるいは説得する時間がないのがゲームとしてフェアになり面白い。
  • ワンゲームの長さがちょうどよい。
  • 村人の会議は直接しゃべるほうが楽だし、顔を見て推理するほうが面白い。

でしょうか。欠点の裏返しでもありますが。

リアル人狼やるなら、次はギャラリーはなしでやりたいかなあ。自分が見るのは楽しいのに、アレですが。逆に、熟練メンバー同士の対決を観戦するのでもいいなあ。

個人的にはBBSのほうが向いている気がするが、時間をひねり出すのが…連休あたりならできるだろうか。

明け方トーク

いつもより朝が早いのもあり、寝ないで起きていることに。それでも年々夜更かしが苦手になるなあ。
ちなみにツンデレはツンとデレのカップルではありません。
この頃になってようやく「最近面白かったミステリは」などと話を始めたのであった。

お疲れ様でしたー。

*1:人狼BBSでは、牧師、少女、旅人、パン屋など、人狼内役職者とは全く関係ないキャラクターを振られます