MYSCON6

裏にはいるが奥にはあまりいない冴西です。
前日よりまとめて書きました。個人名のリンクは割愛させていただきます。知りたい人はMYSCON6公式サイトで探してくださいませ。

4/1:
 明日MYSCONなのに、大喜利マジ問題(回答者に本番まで知らせない問題)がFIXしてない。shakaさんからなかなか応答がない。しかもメールが一通届いてないらしい。なんでだー。
 ひとまず決まったものから印刷するが、回答者が家にいるので大変である(どちらかというと向こうがだが)
 慣れないポスター印刷(A4の3x3)が上手くいかない。しかも、8枚目ぐらいでハングアップしてなんかプロセスが浮く。再起動しても1枚目からまた始まり、やはり8枚目でおかしくなる。
 もー。
 正解者の得点になる本があるか、INO本棚を勝手に物色する。あったあった。
 結局例題はINOマシンで出力。エネルギーをここで使い果たすのもなんなので寝る。

4/2:
 朝もはよから印刷してみるもののやはり自分のマシンではうまくいかず、結局残りはINOマシンで出すことに。あんまり終わってないまま買出し組がINOさんを迎えに来る。その間粘ったものの、全部印刷するだけで手一杯。のり付けが終わらない…。
 出る間際に、すっかり忘れていた正解本をかき集める。
 とごたごたやっている間、shakaさんと松本楽志さんは楽しく妄想していたようで何よりです。赤白帽どころではありませんでした。っていうか七沢嬢が買うんじゃなかったのか?
 今回は買い物すばやかったなー。某商店街万歳。結局私が出発を遅らせてしまいましたが…。

 大喜利リハのためパセラへ。shakaカーはいろんなものがあふれてぎゅうぎゅうでした。到着すると大喜利紹介のプチ芝居の稽古に余念のないおがわさん&進井さんであった。「ひどい顔だ!」は普通の中傷です。
 前回より、稽古するところは全然少ないのは気が楽なのだが、とにかくのり付けが終わらないので、合間を見てはぺたぺたと貼っていました。
 もうすぐ出る頃になってやっと到着した角煮ラーメンがしょっぱいよう。

 会場到着。スタッフが準備の間も、のり付けばかり。ネタ合わせするおがわ&楽志を追い出さんばかりの(追い出したともいう)のり付けぶり。あと他にも追い出したスタッフのみなさまごめんなさいー。
 今回マジ問題を知っているのは他に、shakaさんと七沢さんのみ。しかし、二人はスタッフなので(片方は代表ともいう)、そうそう作業をしょわせるわけにもいかないのでありました。いや予想の範囲内ですよ。問題FIXは木曜じゃなきゃまずいなあとか思っていたのに、はっきり旗を振らなかったのが悪いんですよ。ええ。切り取り線めー!

 インタビュー。皆さん書いてますが、インタビュアーの手腕が印象的でした。申し訳ないことに一冊も読んでいなかったのですが、それでも作家としての姿勢に関するお話は興味深いものがありました。

 休憩。この辺になってやっと、回答を隠す付箋(というかなんというか)を貼り始める。が、スケッチブックの紙(分厚い)でも透けてしまうので二枚重ねることに。最初、裏を黒く塗っちゃえばいいって話もあったのですが、それをポストイットのりで貼ると黒いのが着きそうなので諦めました。とちまちま書いているのは今後(今後?)同じ失敗をしそうだから。
 企画紹介が終わったおがわさんは、燃え尽き症候群のようでした。
 途中、買ってきてもらったからあげ弁当を食べる。美味しかったです。全部食べられなかったけど…。

 全体企画。「この作品に○○賞をあげたい」ベストテンを決めるというもの。そもそも賞をあんまり知らなかったのですが、ぱらぱらしゃべっているうちに10個出てよかったです。「ベスト・ジーニスト賞」をあげたのはよかったと思うのだが、誰がジーニストだか全く知らないのであった。

 個別企画その1。この頃に大分手伝ってもらえてのり付け終了の光が見える。終わったら海外企画に行こうかなー。と思っているうちに海外企画に行ってた人が帰ってくるのでした。残念。

 個別企画その2。白ワインの銘柄を当てる「ミステリソムリエ」の枠を無事捕捉できたので参加。ワインが出てくるミステリは多いものの、ワイン当てと推理は直接関係ないんじゃ?と思っていたら、参加して意味がわかりました。
 シャルドネソーヴィニョン・ブランリースリング、ミュスカデを当てるもので、事前に特徴について丁寧なレクチャーがありました。で、これにわりと罠があるわけです。
 たとえばシャルドネについて「他と比べてかなり濃い色です」という説明があったわけですが、今回出された4種類のワインは、誰がどう見ても、他より濃いのがひとつあるんです。ただ「今回意見を聞いたソムリエいわく、正解者は出ないだろう」と言ったかと思うと、「今回は当ててもらおうと思って選んでます」どっちやねん!
 結局、この濃いワインをシャルドネと予想した人は非常に多数(私もこの一人でした)、ところが実際は一人しか予想しなかったソーヴィニョン・ブランだったのでした。ここで説明を振り返ると「ワインの決め手は、味が重きを占める」とか書いてあったりするわけですよ。つまり「色より味で決めるべきである」と示唆している、ともとれるわけです。とれないっちゃとれないわけですが。
 フェアかアンフェアかはおいといて(とりあえずRock Mindなんたらよりはフェアでしょう)とても面白い企画でした。
 ただ、テイスティング用に注がれたワインが飲みきれないのが心残りでした。このあと予定がなければ全部飲んだんだけどなー。

 ちなみに私は、ミュスカデとリースリングは当てましたが、今回はシャルドネを当てられなければほとんどはずれに近いですね。ミュスカデは味が非常に弱くて他と区別しやすかったのと、リースリングは前に飲んだとき香りがちょっと気になった(あまり得意じゃなかった。お料理と一緒だとちょうどよくなりますが)のでなんとなく当てたのでした。前に飲んだというのもニュージーランドだったので同じか似た味なのかも。が、一般的なリースリングって黒猫の方なんですね。こちらも味見させていただきましたが(丁寧ですねー)確かにとても甘い。単独で飲むにはこちらが飲みやすい。ただ、お料理と一緒に楽しむにはかなり甘いかも。

 次回は参加者別料金でよいので赤ワインでやってほしいです。
 来年は当日作業が少ないようにがんばろう。

 あ、あと今回の銘柄を是非知りたいなあ。ソーヴィニョン・ブランが実にバランスがよい辛口で美味しかった。

 ところで、全体企画のときに後ろから、自分と同じ服の人を発見したので「この服座りじわがつきやすいと思いませんかっ」と聞こうと思ったのですが、誰だか確認するに至らないままのり付けに夢中になり、ミステリソムリエではワインに夢中になり、となりにいた桐生さんだったとは全然気がつかなかったのでした…。

 ややよっぱらいながらも、shakaさんにジェスチャーの問題が出来上がってるかを確認したり(ジェスチャー問題はshaka先生が当日合間を縫いながら書いていたのでした。そしてこのときまだ完成していなかったらしい。)しながら、会場片づけを手伝い準備に向かう。
 今回ゲリラ企画ではこの部屋を始めて使ったんだけど、思ったより狭くて配置が大変。また、コンセントが離れていてビデオカメラが設置できない。こんなことでは月影先生にしかられるのであわてて延長コードを探す。会場にあってよかった。
 それにしても、音声からは司会が全然見えないー。

 本番は、クイーンの国名シリーズで、打ち合わせていたところとは違うところに付箋が貼ってあったりして「答えはなんなんだ!」というトラブルなどはありましたが、まあ、全然見えないなりには無難に終わったのではないでしょうか。
 一番びっくりしたのは、こっそり背後からカンニングしたら「キドリントンから消えた女」だったので惜しいけど違うな、と言ってたら、口頭では「娘」って言っちゃったとき。正解にしていいのかなかなか迷いました。

 トラブったときのために、あの手の声で「ごめんなさい。」を用意していたのですが、本当にごめんなさいな状況の時には使う暇などないことがわかりました。勉強になるなあ。

 ジェスチャーゲームは見たかったー。あとからビデオで見たいと思います。
 ほんとに、大勢でやっても面白いと思います。作品をいろいろ知っていると有利なようで、候補が多すぎても解答できないし。

 前回あたりは練習風景をさんざん(?)見られたので後ろにいてもよかったんだけど、今回はもう少しお客さん参加型だったので、様子を見たかったです。
 でも自分が見られる位置にいるのは嫌なんだよねー。客席後部の高い位置から音声をやりたい。どこでやるのだ。

 練習していた卒業式ネタも上手くいってよかったです。個人的には、ボツになった
 「えいやで決めた 死亡推定時刻」
 も捨てがたかったなあ。
 その他、ボツ問題集を公開するのも面白いかもしれません。

 終了後は交流に参加しよう!と思ったものの大喜利押したからもう3時じゃん…。

 一旦仮眠を取り、その周辺のことはぼんやりとしか覚えていないのでしたが、予定通りに閉会式(?)が行われてMYSCON6も無事に終わり。

 帰って寝たら夢に、のりしろが出てきたのでした。
 来年は計画的に!