あけましておめでとうございます。

地方巡業は無事終わったものの、冬休みを取った気がしないし。出社早々忙しいし。まあそのうちゆっくり休むからいいか(?)ともあれ今年もよろしくお願いします。
年末はばたばたしていて更新もあんまりしてなかったんだなあ。昨年をゆっくり振り返る暇はありませんが、そもそもすっごく面白かった本、みたいなのがあんまりなかった気がする。去年一番熱心に読んだのは人狼BBSのログだな。古川日出男は『アラビアの夜の種族』が文庫化されないかなーと待ちつつなかなか落ちず、短編集『gift』を読んだところ、文庫落ちを待っている場合ではなさそうなので今年は諦めて読もうと思う。ある意味印象に残ったのは佐藤哲也、それよりも『ホテルカクタス(江國香織)』もともとは挿絵の階段に萌え萌えで買ったのですが、主人公が帽子ときゅうりと2。っていうと(江國香織というところからも)あだ名かなーとか思うじゃないですか。それが…と説明しようにも、結局ようわからんのです。「?」「?」と思っているうちに江國香織節が炸裂し、ああ江國香織だねえ…と思っているうちに話が終わるのです。なんか、構えていなかったので必要以上に衝撃を受けてしまいました。そういえば『蛍(麻耶雄嵩)』は、個人的には最高に早く仕掛けがわかってしまった新本格だったことで印象深いのですが(それでも仕掛けは面白かった)、もうちょっと描写力のある人が書いたらものすごく深いテーマだったのにとちょっと残念です。映画はなんだかんだで『下妻物語』が完全だったなあと思う。『茶の味』もよかったなあ、などと思い出していると『茶の味』を気に入っていたとある探偵から年賀メールが届きました。解読できない。
そんなこんなで、最近はファイナルファンタジーIV(よん)をやっているのでした。キャラクターが小さい!建物の一階と二階がわかりにくい!