生け花

 今シーズン最初の浴衣はやはり時間がかかってしまった。帯はどうもふた手間ぐらい足りなくて苦戦。大人しくおさらいしてから着るべきか。
 選挙行ってから生け花の稽古へ。普段は服装問わず、カジュアルにやっているお稽古ですが、きっちりしたところで習うとお着物なんだろうけれど、大変だろうなと思う。もっと上手くなれば、自分のイメージを作ってから活けるまでがある程度スムーズになるのだろうけど、今はちょこちょこと水に差しながら試行錯誤しちゃうので、作品に集中しすぎると、水揚げするボールに袖がつきそうになったりする。
 ルリダマアザミが幻想的な色で、いくつか差すととても雰囲気が出る。というより今回の花材はどれも雰囲気を出すのによいものばかりで、逆にどれをメインとするか悩んでしまった。結局、キキョウのつぼみがたくさん膨らんでいるのを真ん中に据えた。
 ところで「小さい頃よくキキョウのつぼみをつぶした」という話が一部で盛り上がっていたり。私は覚えがないなあ。近くになかったのだろうか。
 葉が多い花材ばかりだったし、グリーンはリキュウソウで十分かと思いきや、同じ雰囲気の葉が多くなってしまう。雰囲気が違うナルコランの葉は予想以上にうまく働き、なるほど納得なセレクトでした。自分だと絶対買わないので勉強になる…。
 今自宅は、グリーンのトルコキキョウがまとめて全部咲いてしまい、花瓶いっぱいに広がっているのだった。紫のキキョウも加わって大・キキョウまつりになりそう(大げさ)