『東京湾景』

 月9で吉田修一原作、って時点で、原作と比べても意味がないことは最初からわかっているけれど、こんなに野暮ったい小説を書くと思われたらさすがに吉田修一がちょっと気の毒かもしれない。が、まあ、このぐらい原作とかけ離れているのは、最近はわりとよくあることなのかな。連ドラ事情はよくわからない。とりあえずあまりのベタさ加減はある意味面白い(普段観ないから)
 仲間由紀恵チマチョゴリもよいけど、若き母のボブカットの方がずっと萌えました。そう、お母さんのエピソードはベタながらも泣かせどころとしては上手くて、観たことないけど『冬ソナ』はこういうノリなんだろうか、などと思ったり。
 ただ、冬ソナを意識するなら配役はちょっと失敗じゃないのかなあ。ヨン様ファンに和田は受けないような気が。ああいう顔好きな人ってこういうドラマ観るかどうか?
とりあえず仲間由紀恵が可愛いので次も見ようと思いますが、そう思っていた『顔』も途中で挫折したんだよな…。
 仲間由紀恵のような美しい女優を恋愛ドラマに使わない手はないわけで、なのでこのドラマには成功してほしいなーと思ってはいるんだけど。『猟奇的な彼女』みたいな話だとバランス合いそうなのにな。