ロザン@アメトーーク3時間SP雑感


本題に入る前に。
今日TBS系で13:55からの「ひるおび!バンバンバン」て番組に菅ちゃんがゲストで出るようです。昨日のロザンコンビ出演から、明日のBS「平成教育学院☆放課後」まで、菅ちゃんが関東で3日連続で観られるなんて!
ちなみにピンてハンサム芸人依頼では?
板東&宇都宮まきと関西で共演が多い出演者がいるので、のびのびやってくれたらいいなあ。といっても、ロケVTR出演かもなので(今日関西、よ〜いドンですよね?)もう撮り終わってそうだけど。


で、アメトーーク3時間SP。


これは「出してもらえてラッキー」だったなあ。いろんな意味で。


映る時間が短いのは正直想定済み。家電芸人が大分長尺だった上に、徹子の部屋芸人に15人&オードリーじゃ、あの程度で仕方ないかと。
ただ、菅ちゃんがほぼしゃべってなくて(名前言ったぐらい)、おそらくカットされたんだろうなーと思うと切ない。
宇治原君の話も全体からするとこじんまりした印象は否めなくて、この前のトークライブと同じ人とは思えない…という残念さはある。
でも、二人で並んで笑っているところがいっぱい映ってそれだけでもう嬉しい。


「徹子に惨敗の歴史」で出てきた出演時のVはでも、すごーくおいしかったと思う。
最初のカットが「(宇治原君がクイズで稼いでる分も)ギャラはぼくら全部折半してるんですよ」→「(宇治原君がクイズでている間について菅ちゃんに)あなたは何してらっしゃるの?」→「でもネタは菅が書いてるんです」
次のカットは漫才終わりだけど、漫才自体は徹子にちゃんとウケてたことがわかる。そして、ロザンのことを少し知ろうとするとわかってくる、菅ちゃんの愛想のよさと宇治原君のいじられキャラぶりの片鱗が。


ぶっちゃけ、関西以外で平成も深夜番組も見てない人にとっては、ロザン宇治原の相方を初めて見た、って人多かったと思うんですよ。その中で、全国ネットで今ロザンが一番アピールすべきところを紹介してもらっている。
惨敗の歴史のはずがなんておいしいVなのかと!
徹子のツッコミ、他の芸人たちのは「テレビ業界長い人とは思えないムチャぶり」だけど、ロザンに関しては「よくあるツッコミ」だったもん。


関西ローカルの「ちちんぷいぷい」や劇場での二人を見たことがない人にとっては、スーツ姿の二人は普通に新鮮だしね。


ちなみにオードリー春日が菅ちゃんの「愛想がいい」に反応していましたが、実際これは大事なポイントでした。「徹子の部屋芸人」の尺自体からは紹介されないのは無理もないんだけど、ロザン出演の「徹子の部屋」から芸人が学べることはもっともっと多いんだよ!しかも貴重な成功例。
一つは上記の「愛想がいい」。最初は名前すら間違えられていた菅ちゃんを、後半になると徹子が大分気に入ってるわけです。菅ちゃんのマダムキラー力はルックスのよさもあるけど、この番組でわかるのは相づちの打ち方。
バナナマン設楽が言ってましたが「徹子の『部屋』に招かれている」というのは重要な視点だけど、菅ちゃんはこれを番組中に見抜いている(か無自覚に対応できてしまっている)。
徹子に話をさせる。コミュニケーション能力ですよ。
大げさな話、菅ちゃんのコミュニケーション能力はビジネスマンでも活用できると思う。
これは本人は無自覚天然なので、是非、宇治原君に本を書いてほしいです!


似非編集者みたいに脱線してきてすいません。話を戻しまして。
ロザン出演回から学ぶ「徹子の部屋出演マニュアル」に加えたいもう一つは「徹子はお金の話が好き」です。
後半、徹子が「賞金がほしいからM-1に出たい」って言い出すあたりのイキイキぶり!
ああ見直したくなってきたなあ。


納得いくまで書こうとするとなかなかアップできなくなりそうなのでこの辺で諦めるとして…。
まとめると「ロザンは全然惨敗してないのに呼んでもらい、コンビの特徴を宣伝してもらえた」ということで、アメトーークありがとう。


アメトーークはロザン以外も大変面白かったので、後で別に書きたいなー。