『倉本美津留presents ヨーロッパ企画な昼@ロフトプラスワン』

正式タイトルもっと長いけど省略。


倉本美津留ヨーロッパ企画をすっかり気に入ったらしく、来週新作公演が迫っている中のトークショー。過去の舞台の模様や、関西でしかやってない放送が見られたりして楽しかったです。ロフトプラスワンというゆるーい空間も彼らに合っていたような。


上田誠の実家が工場で、昔従業員の寮だったところが活動拠点になっている『ヨーロッパハウス』は、学生時代の部室というか、子供時代の秘密基地というか、楽しさと奔放さがにじみ出ていますなあ。


一番興味深かったのは初めてしゃべるところをみた上田誠で、何度も、ああなるほどなあ、と思うのだった。普通に話しているだけで面白さがじわじわと出ていて、やっぱり面白いもの書く人はすごい。前に出る役者じゃないわりに、場の波に乗って話をしたり、逆に波に乗らなかったりするのがすごく巧み。本広監督との対談本ほしくなった。何を見ても泣かないのでそういうのを求められると困る、と言っていたけど、泣けるものなんて作らなくていいのでがっつり笑わせてください。笑いすぎて泣くぐらいのが観たい。


倉本氏が最初に見たのは自分が暇&知人がたまたま行くのでついて行った「サマータイムマシーン・ブルース」だったらしく、あんなのをたまたまみたら、そりゃあ驚くだろうなあと思う。けど「ダウンタウン以来久しぶりに目をつけたのが笑い飯で、ヨーロッパはそれ以来」というのは言い過ぎというか、本当ならアンテナが弱すぎる気も。「エンタのなにがし」と一緒にされるのが不満なのはわかりますが。リップサービスだといいんだけど。


安楽椅子探偵第5弾 ON AIR』をみたばかりなので、眼鏡の永野がすごく大人で真っ当な人に見えるのがなんかおかしい。


ロフトプラスワンという変わったハコの使い方はもう大分わかったと思うので、次回はヨーロッパ企画主幹でなんかやってほしいなあ。


来週のWindows5000はねたばれ厳禁らしくあまり情報は出ていないんだが、評判はすごくよいらしいので楽しみだ。


終了後出てみたら後ろがなかなか来なくて、メンバーたちにサインをもらっているようであった。待たせるならせめて「サインもらってから出るから先に行ってくれ」ぐらい言ってもいいんではないか。と、いつか言ってやらないとダメだな((c)西根公輝)