横浜トリエンナーレ2005

 ひ、広い。
 山下公園のあたりに入り口があるのだが、そこからのプロムナードが徒歩10分。天気もよかったし海の向こうはみなとみらい地区で景色はよいし、最初は楽しいのですが、そのあとも歩き回ることからするとちょっとあるなあ…途中に屋外でも平気な作品をもう少し置いてほしかったような。
 埠頭にあるでかい倉庫が会場になっているから、かなり大きな作品も。最初は説明書きとかそこそこゆっくり読んでいましたが、そのペースで回っていると相当かかりそうなので、後半はざっくりになっていきました。
 しばらく並ばないと入れないようなのはスルーしちゃったけど、それでも十分でしたね。靴を脱いであがれる作品は、子供に大人気でした。ある程度抽象的な作品も多いのですが、登山ロープが上から垂れ下がっている作品があって、んー全然わからん。と思ったら、普段はそのロープを使ったパフォーマンスがあるらしいのでした。紛らわしい。
 午後遅めの時間帯だったせいもあるのかもしれませんが、屋台の選択肢が少ない。チャーシューメンドッグのところに並んでいたら、私達が買った直後に材料切れになったらしく店じまいしていた。まだ閉館までしばらくあるのに、残り一店になっておりました。会期しばらくあるんだから材料ストックもう少し用意しておくべきではないのか。作ってるのも一人だから待ってる列がただでさえ長いのに…ということで遅めに行く人は空腹だと大変かも。ちなみに自動販売機は海側にひっそりとございます。

 大きな作品が多いからこそ、工夫で勝負している小さい作品が印象的だった気がする。望遠鏡を覗くと実は…のやつが一番好きかな。あれは他のところでも作ったら面白そう。

 帰りはそごうのレストラン街にある自然食レストランで夕飯。おうちで作る感じの素朴なカレーをいただく。根菜のカレーは何度か食べたことがあって、大根・れんこんあたりは経験があるけどサトイモが入ってるのは初めてかも。ダメではないけどじゃがいものほうがいいなあ…といいつつ美味しかったです。麦入り発芽玄米の歯ごたえがあったせいか満腹感がっつり。セットにもつく野菜スープが変わっていた。色はポタージュっぽいんだけど、何種類かの野菜を荒めに刻んで煮込んだものらしく、素材の味が美味しいのでした。フードプロセッサで真似してみたいけど何をベースにしたらいいんだろ。

 とまとめてここしばらくを振り返ったら食べる話ばかりだ!