愛・地球博

 行ってきました。大喜利団体(?)で出かけたので、下手なパビリオンより待ち時間の話題が印象強かったりして。
 混むのは承知で行ったとはいえ、240分待ちとかなかなか見られる数字ではありませんなあ。まあ人気パビリオンははなから諦めてましたが。
 ただおそらく、昔のつくば万博あたりに比べたら、全体のレベルがあがっているように思います(つくば万博はさすがに行ってないのでわからないけど)。マイナーな外国間でも十分面白い。0分待ちのところでいいからもっと見たかったなあ。
 とはいえ私の最大の目的はベルギー館のマグリットだったので、これが見られただけで大分満足なのでした。『光の帝国』は昼間の空の下に夜の風景を描いた作品ですが(超ざっくりな説明としては、ですが)、展示ではこれを光の時系列によって、つまり空が暗→明と移ろう様が表現されているのです。他の作品は元ネタがわからなかったのがちょっと残念。入り口前にオリジナルの説明をしてくれたらよかったのに。
 ただ絵画に興味がない人的にはそれほど面白くないかもと危惧があったんだけど、これと別にベルギーの景色をパノラマ映像で見せてくれて、こちらは広く楽しんでもらえたと思われます。ベルギーの田舎もいいなあ。行くの大変そうだけど。